褒め上手はモテてるとよく聞きますが、人には自分を褒めてくれる人を好きになる心理(好意の返報性と自己肯定欲求)があるからです。誰でも褒められて嫌な気はしません。
前節でも説明したように話をしているときは男性の気持ちを少し気にかけて、受け入れてあげることが重要なポイントです。
ただ、言葉で褒めるのではなく感情を込めて心から褒めていきましょう。感情が込められていない褒め方は「ただ言ってるだけ」と受け取られてしまいます。
相手の全てを褒めすぎると裏で何か意図があるんではないかと不信がられたりする可能性があります。褒め上手な人は会話の中でタイミングよく相手を褒めてい ます。同じところを毎回、何度も繰り返し褒めると効果がなくなります。また、偽善的な褒め方ではなく、必ず心の底から褒めてあげましょう。
少し高度な褒め方ですが、相手も気づいてない良い部分を見つけ出して褒めてあげるとかなり効果はあります。自分でも気づかなかった部分を褒めてあげるわけですから、相手も自信を持てます。
根拠のない褒め方をするとお世辞みたくなり、裏があるように受け取られてしまいます。褒めるところを必死にあら探ししなくても、褒めるポイントが見つからなければ無理をして褒める必要はありません。その褒め方を間違えるとやはり悪印象を与えてしまうことになりますので注意してください。
では、次に褒め方をみていきましょう。
内面褒めとは言葉の通り、性格や考え方、存在などの内面を褒めていくのですが、ただ感情もなく「そっか、すごいね」といっても感情が伝わりません。内面という見えない部分を褒めるには感情表現がポイントです。
「今日、部長が休みで、代わりに俺が仕事を任されて大変だったんだよ」
「部長の仕事を任されるなんてすごいね!」(部長に任されていることを褒めている)
「彼らじゃできないから、俺がやったんだけどね」
「できる人は大変だね」(できる人と褒めている)
また、美味しいお店や綺麗な夜景すポットに連れていってもらった時はお礼の言葉にプラス褒め言葉をいれてみましょう。
「今日はありがとう。こんな美味しいとこ知ってるなんて、~君は何でも知ってるんだね」
(経験豊富であると褒めている)
さらに少し高度ですが、「今までに何人の女の子を連れてきたの?」と言うのはかなり効果的です。あまり真面目すぎる人には効果薄いので注意です。
「こんな素敵な夜景を見せてくれてありがとう。でも今まで何人の女の子連れてきたの?」
(モテる男性という意図を含めた褒め方)
女性はオシャレした部分やアクセサリーを褒められると嬉しい気持ちになりますが、男性の場合は肉体的な部分や男らしさを褒めてあげると嬉しい気持ちになり ます。また男性に「かわいい」という褒め言葉は見下されてる感じで受け取る人もいますので、あまり使わないようにしましょう。
「最近、筋肉ついてきたんじゃない?なんか、たくましくみえるよ」
「髪型かえたんだ。カッコよくなってるね!」
「やっぱ~君は頼りになるね。こういう力仕事ができるなんてたくましい」
※ 否定されたときの対処
相手を褒めてあげても「そんなことないよ」、「またまたぁ~」などと否定されたときは、「冗談っぽく聞こえるのかな。ホントにそう思ったから言ったんだけど」などと言って、本当にそう思って褒めたことを押し通しましょう。ちょっと高度なテクニックになりますが、状況を判断して「俺ってそういう風に見られるのかな。それだったらちょっとショックかも・・・」などと少しすねてみたり、逆ギレ気味にしてみるのも一つの手です。
基本編はこれで終わりです。ここまでで何の変化がなかったり自信のない方は、応用編に飛ばず、基本編を何度も読み直してください。